「子どもに奨学金を背負わせたくない」という気持ち、ありますか?
私は結婚して子どもを持つと決めたとき、これだけは絶対に譲れないと思いました。
奨学金って、スタートから借金を背負って社会に出ることになると自分で実感しており、それだけは避けたいと思っています。

でも「じゃあいくら必要で、いつまでに貯めればいいのか」が最初は全然わからなくて。
2021年に結婚したとき、まず月2万円だけNISAを始めてみました。
今は夫婦の積立額が増えて、教育費と老後に向けた資産形成が少しずつ形になってきました。
この記事では、子どもの教育費をいつまでにいくら準備するのか、NISAでどう積み立てるのか、我が家のやり方を全部公開します。
・子どもの教育費、理系私立大学でいくら必要か
・月2万円をNISAで積み立てたら18年後にいくらになるか(シミュレーション)
・我が家の夫婦NISA口座の使い分け方法
・大学費以外の教育費800万円をどう準備しているか
・NISAの始め方(SBI証券)
まず現実を知る:子どもの教育費はいくらかかる?
「なんとなく高そう」で止まっていると、後で慌てることになります。まず数字を見ておきましょう。
理系私立大学4年間の費用目安(入学金・授業料・設備費など)
- 入学金:約25万円
- 年間授業料+設備費:約150〜180万円
- 4年間の合計:約700〜800万円
※生活費・一人暮らし費用は含まない目安です。文系私立は500〜600万円程度。
700〜800万円という数字、私自身は、意外と多いなという印象でした。
これを子どもが生まれてから大学入学(18歳)までの18年間で準備するとすると、単純計算でも毎月3〜4万円を貯め続ける必要があります。貯金だけで達成しようとするとかなりの負担ですが、インデックス投資(NISA枠)で運用しながら積み立てれば、毎月2万円でも8〜9割を賄える可能性があります。

「18年もあるし大丈夫でしょ」と思っていた時期もあったんですが、計算してみたら意外と早く動き始めないといけないとわかって。
2021年の結婚直後に始めたのは、この焦りが大きかったです。
シミュレーション:月2万円をNISAで積み立てたらいくらになる?
実際に数字で見てみましょう。月2万円、年利5%で運用した場合の試算です(あくまで目安です。元本割れの可能性もあります)。
月2万円 × NISA積立シミュレーション(年利5%想定)
- 0歳スタート(18年):元金432万円 → 運用後 約698万円
- 1歳スタート(17年):元金408万円 → 運用後 約641万円
- 3歳スタート(15年):元金360万円 → 運用後 約535万円
- 5歳スタート(13年):元金312万円 → 運用後 約438万円
- 8歳スタート(10年):元金240万円 → 運用後 約311万円
※年利5%は長期のインデックス投資の目安として用いた数値です。保証ではありません。
0歳から始めれば、月2万円の積立だけで理系私立大学費用の8〜9割に相当する約700万円に届く計算です。
一方で、スタートが遅れるほど運用できる期間が短くなり、同じ月2万円でも積み上がる金額は大きく変わります。「まだ小さいから後でいいや」は一番もったいないのが、数字を見るとよくわかります。

「複利って本当に効くんだ」と実感したのはシミュレーションを見たときでした。
早く始めることの意味が、数字で見るとすごくリアルになるんですよね。
我が家のNISA活用法:夫婦で子ども1人ずつ担当する
NISAは1人1口座が原則です。
我が家では夫婦それぞれのNISA口座を子ども1人ずつに割り当てるという使い分けをしています。
我が家の大学資金の積立方法
- 夫のNISA口座 → 第一子(3歳)の大学資金担当:月2万円積立
- 妻のNISA口座 → 第二子(1歳)の大学資金担当:月2万円積立
- 運用商品:全世界株式インデックスファンド(同じもの)
- 積立期間:子どもの0歳〜大学入学(18歳)まで
- 目標:大学資金700〜800万円の8〜9割を賄う
「夫婦のNISA口座を子ども別に使い分ける」というのは法律上の問題もなく、管理もシンプルで気に入っています。どちらの口座がどの子の分か、ひとめでわかるので。
積立するファンドは夫婦ともに同じものを選んでいます。全世界株式インデックスファンド(信託報酬が低く、世界全体に分散投資できるもの)です。難しい選択をしなくていい分、迷わず続けられています。

「夫婦でファンドをそろえる」は、夫とお金の話をしやすくするためにも良かったです。
同じ数字を見ながら「今月はこのくらい増えてるね」と話せるようになりました。
大学費以外の教育費:中高の学費・習い事800万円の準備方法
大学費だけに目が向きがちですが、中学・高校の学費や習い事、塾代なども積み上がると相当な金額になります。
我が家では兄弟2人合わせて800万円程度が必要と試算して、別枠で準備しています。
大学費以外の教育費800万円の準備方法
- 半分(約400万円):NISAで投資運用(大学資金とは別の積立枠)
- 残り半分(約400万円):住信SBIネット銀行の目的別口座で現金管理
※大学費の積立とは別のインデックスで運用し、口座上でも区別しています。
半分を現金にしている理由は、使う時期が比較的近い(中高生のタイミング)からです。運用期間が短いほど値動きによるリスクが高くなるので、確実に使える現金をある程度確保しておく方が安心です。
住信SBIネット銀行の目的別口座は、「○○用」と名前をつけて分けて管理できるのが便利です。通常の口座と混ざらないので、「いつのまにか使っていた」が防げます。

「教育費用」「教育費(大学以外)」「緊急予備資金」と目的別口座で分けていたら、何のために何がいくらあるか一目でわかるようになりました。これだけで家計管理がずいぶんラクになりました。
NISAの始め方:SBI証券での口座開設の流れ
「NISAを始めよう」と思っても、どこで何をすればいいかわからないと動きにくいですよね。
我が家が使っているのはSBI証券です。
SBI証券を選んだ理由
- 取り扱いファンドが豊富で、低コストのインデックスファンドが揃っている
- 住信SBIネット銀行との連携で、毎月の積立を自動化できる
- アプリが見やすく、残高の確認がしやすい
口座開設の流れ(スマホで完結)
- SBI証券の公式サイトから口座開設を申し込む
- マイナンバーカードまたは本人確認書類を提出
- 審査完了後、ログインIDが届く(数日〜1週間程度)
- ログイン後、「NISA口座」を選んで積立設定を行う
- 積立するファンドと毎月の金額を設定して完了
最初に設定してしまえば、あとは毎月自動で積み立てられます。「口座を作る」「ファンドを決める」「金額を設定する」という3ステップ。難しいことは何もありませんでした。

口座開設は思ったより簡単で、スマホで全部完結しました。一番大変だったのは「どのファンドにするか」を調べることでしたが、全世界株式に絞ったら迷いがなくなりました笑。
よくある疑問
Q. 元本割れのリスクが怖いのですが…
投資には元本割れのリスクがあります。ただ、NISAで選べるインデックスファンドは長期保有を前提にした商品です。過去のデータでは10〜20年単位で見るとプラスになっているケースが多いですが、将来を保証するものではありません。「18年後に必ず全額使う」という性質の資金には向きませんが、余裕を持って積み立て、足りない分は現金で補うという考え方が安心です。
Q. 月2万円が難しい場合はどうすれば?
少額から始めることが一番大切です。100円からでも積立できます。大事なのは早く始めて長く続けること。月5,000円や1万円からスタートして、生活に余裕が出たら増額する方法でも十分効果があります。
Q. 学資保険との違いは?
学資保険は「確実に貯まる」安心感がありますが、返戻率(払い込んだ金額に対していくら戻るか)が低く、インフレへの対応が難しいという側面があります。
NISAは元本割れリスクがある代わりに、長期運用で大きく増える可能性があります。
どちらが合うかは考え方次第ですが、我が家はNISAを選びました。
まとめ
「子どもに奨学金を残さない」という目標を決めてから、逆算で動けるようになりました。目標金額と期間が決まると、毎月いくら積み立てればいいかがわかる。それだけで行動しやすくなります。
- 理系私立大学4年間の費用は700〜800万円が目安
- 月2万円をNISAで18年積み立てると約700万円(年利5%想定)
- 夫婦それぞれのNISA口座を子ども1人ずつに割り当てるのが管理しやすい
- 大学以外の教育費は「投資(NISA)+現金」で運用期間に合わせて使い分ける
- 始め方はシンプル:口座を作って、ファンドを決めて、金額を設定するだけ

「難しそう」「怖い」と思っていた時期もありましたが、始めてみると本当にシンプルでした。やらないことの方が長い目で見てリスクだと気づいてから、動けるようになった気がします。
